カテゴリ:日記・雑感( 28 )

芋汁

山芋をすりおろし、だし汁で味付けして溶いたものを麦飯にかけて食べる郷土料理を芋汁という。
岡山地方の郷土料理かと思ってちょっとネットで調べてみたら、名前こそ「山芋汁」とか「とろろ芋汁」などと微妙に違うものの、調理方法のほぼ同じものが随分と色々なところで「郷土料理」を名乗っていることが判明。
考えてみれば、山芋(あるいは長芋)が特産品となっている地域では似たような料理が考え出されるのは当然のことであろう。
故郷の津山でも自然薯(じねんじょ)の名で特産品となっており、それを使った郷土料理が様々ある。
芋汁はそのうちの一つだ。

子供の頃はこの時期になると、父が山に入って山芋を掘ってきていた。
というか多分、今でも掘っている。
子供時分から和食が好きだったので、当然この芋汁も好きだった。
毎日芋汁でもいいくらいだったのだが、さすがにそれだと栄養が偏るということで、週末限定の料理ということになっていた。
今でも芋汁は好きで、たまに正月に家に帰った時は芋汁を食べたくなる。
今日もふと、電車の中かどこかで「山芋」の文字でも目にしたのだろう。
無性に芋汁が食べたくなってしまった。
自分で作ればいいのだが、不精者なのでなかなか料理をしようという気にならない。
まあ、今度の正月は帰省する予定だから、その時にしこたま食すとしようか。
子供の頃に好きだった味は、何年経っても忘れられない。
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by clhaclha | 2006-10-30 20:56 | 日記・雑感

ジャックの豆

我が家の近くの道端に、謎の豆が生えている。
謎の豆と言っても分からないので、取り敢えず写真を。
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大きさは20~30㎝くらいで、見てのとおり緑色をした豆である。
ジャックの豆の木というと大袈裟だが(そもそも木ではない)、随分な大きさではある。
街路樹のイチョウの幹に絡まっているのだが、付近にはこれしか見当たらないので、たまたま種子が運ばれてきて芽吹いたのだろう。
植物に関してあまり知識はないので、これが珍しいものなのか、それともただの雑草なのかは不明。
けれども、見るからに怪しいこの豆は、八月頃に見付けて以来、ずっと気になっているものである。
もうしばらくするとこの豆も良い色になって熟すのだろうから、それまで草刈りの犠牲にならずに残っていたら、是非とも収穫したいものである。
収穫できたら来年、鉢に植えてみるのも面白そうだ。
たくさん稔って大量に収穫できたとして、しかしこれを口にする勇気はないが。
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by clhaclha | 2006-10-21 23:42 | 日記・雑感

秋分

ご存じの通り、秋分とは昼と夜の長さが同じになる日、もう少し科学的に言えば、太陽が真東から昇り、真西に沈む日である。
春分、夏至、秋分、冬至の四つは季節の節目ということもあり、二十四節気の中でも特に知られている。
中でも春分と秋分は祭日なのだから、当然といえば当然か。

秋分だからというわけでもないのだろうけれど、今日の夜はぐっと冷え込んでいる。
半袖で外をうろついていると、思わず身震いしてしまうくらいだ。
昼間は何やら不穏な天気だったのだが、夜になって雲がすっきりいなくなったらしい。
放射冷却のせいか、昼間の暑さとはうってかわって、この冷気である。
ふと上を見上げると、東の空にオリオン座が輝いている。
冬も間近だ。
そろそろ長袖の服を引っ張り出す頃か。
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by clhaclha | 2006-09-23 23:40 | 日記・雑感

天気占い(断じて予報ではない、あれだけ外しているのだから)によると、今年の残暑は随分と厳しいらしい。
そういっている側から、九月に入ってからの東京は過ごしやすい気候が続いている。
まあ、数日の天気では、なかなかそうとも断じられないものではあるのだが。

秋の陽は釣瓶落としである。
つい昨月の盆が開けた頃には、終業してJRの駅に着いた頃にはまだ陽が残っていたのだが、今ではすっかり空は薄暗闇に覆われている。
東京の空には星が見えない。
故郷の岡山では、そろそろ秋の星座が見え始めるのだが、こちらでは星空で季節を感じることはできそうにない。
駅までの道には空き地もなく、今頃は穂を広げ始めているすすきも目にすることもない。
ないない尽くしではあるが、夜は随分、眠れるようになってきた。
こんな些細なことではあるけれども、それでも季節感は感じられるものだ。
この分だと、今月末には掛け布団を引っ張り出すことになるかもしれない。
これからの三ヶ月は、日に日に季節の移ろいを感じられる時期となる。
だんだんと、虫や木や草が活気を失っていく。
そんな季節がやってくる。

まあそれでも、部屋の蚊がいなくなるのだから良しとしようか。
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by clhaclha | 2006-09-08 23:18 | 日記・雑感

分水嶺公園

九月一日、まだ使い切っていない夏休みを利用して、岐阜県郡上市蛭ヶ野高原にある分水嶺公園に行ってきた。
『石の囁き大地の息吹き』にある分水嶺に写真がないので、ひとつ撮ってこようか、というのがきっかけである。
実をいうと今年のゴールデンウィークに行こうと思っていたのだが、あまりの渋滞ぶりに断念。
秋に休暇を取って行こうと、今回の旅行となった。

さて、今回は五月の二の轍を踏まないように、午前五時半頃に家を出る。
ごく普通の平日ということもあり、道行きは順調。
八王子ICまで一時間かからずに到着。
中央道に乗ってしまえば、あとは信号もなくすこぶる快適である。
空は曇天ですがすがしいと言えるような朝ではないものの、気温は涼しくむしろ晴れているよりも快適かもしれない。
まあ、前日の天気予報では東京から岐阜まではすべて晴れのマークが付いていたので、着く頃には上々の天気になっていることだろう。
グリングリンなどと鼻歌を歌いながら、車を飛ばす。
が、しかし。
南アルプス辺りに来るといきなり大雨。
所詮は天気占いか、下駄を投げて天気を決めているに違いあるまい……。

降雨のせいで予定より幾分か遅れたものの、郡上市に入ったのが十一時過ぎ、およそ六時間での到着である。
間違えて一つ手前の郡上八幡ICで、一般道を20㎞ほど北上することに。
郡上市は2004年に七町村が合併して誕生した市で、やたらめったらに広い。
南北におよそ40㎞くらいあるので、それでもまだ市の半分しか移動していないことになる。
そんなこんなで、標高876mの分水嶺公園に着いたのは、正午をちょっと回った頃だった。
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ネットであらかじめ調べたところによると、道路脇にあって分かりやすいとのことだったが、実に分かりやすい。
小さいながらも駐車場が整備されていて、手入れもそこそこされているようだ。
分水点は入り口を入ったすぐ奥にある。
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右の水路が日本海側の庄川に流れ込み、左の水路が太平洋側の長良川に流れ込む。
公園内はきわめて平坦なのだが、水路には微妙な傾斜が付いているのだろう。
水は緩やかに左右に分かれていく。

さて、写真だけを撮って帰るのでは面白くないので、水路を辿って源泉を見ようという試みをする。
すぐ裏手に泉でも湧いているのかと思いきや、かなり長く続いている様子。
周辺は別荘地なのだが、そのすぐ裏手を抜けていく。
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途中からコンクリート化されていたり。
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およそ1㎞ほど辿ったところで、水路が崖の裏手の方へと進んでいって追えなくなった。
近くを林道が走っていたので車で進んでみるも、結局見失ってしまう。
いくつも枯れ沢を横切ったので、ひょっとするとそのうちの一つに続いているのかもしれない。
しばらく進むと水の流れている沢にぶつかる。
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脇に立っていた石碑には「長良川源流」の文字が彫られている。
どうやらこちらが長良川の本流らしい。
道はずっと上に続いていて、どうやら源流に続いているらしいのだが、未舗装の悪路の上に、降ったばかりの雨のせいで巨大な水溜まりが点在している。
車で突っこもうかとも思ったが、ぬかるみにタイヤを取られて動けなくなろうものなら、悲惨の一言に尽きる。
更にガソリンも心許ないので、逡巡した挙げ句、引き返すことにした。

源泉を目にすることはできなかったものの、当初の目的である写真撮影は達したわけで、少々不完全燃焼ではあるが、とりあえず満足して帰途へと着いた。
ちなみに東京へ帰り着いたのが午後十時。
なんとか日帰り旅行にはなったわけだ。
それにしても岐阜は遠かった。
久しぶりにぐっすり熟睡できた。
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by clhaclha | 2006-09-02 23:47 | 日記・雑感

模様替え

気分転換に、ブログの模様替えをしてみた。
特に意味はない。
まあ、強いて挙げるなら、行幅が広くなって一行当たりの文字数が増える体裁にしてみた。
前のは何となく奈落っぽい雰囲気が出ていたのだけれど、今度のは随分シンプルで、これはこれでなかなか良いかと。
ちょっと地味ではあるけれども。
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by clhaclha | 2006-08-18 23:22 | 日記・雑感

夏の風物詩

ここ最近、夜の八時過ぎくらいに花火の上がる音が響く。
住宅密集地の一階にある我が家からは残念ながら見えないが、ちょっと先の駐車場まで行けば、大輪の花が夜空に描かれる様をなんの邪魔もなく見渡せる。
首都圏とはいえ、外れの田舎だけあって高い建物がないのが良いところ。

夏の風物詩といえば、何年か前に共有企画のテーマエッセイで書いたテーマだ。
もはや何を書いたか覚えていないのだが、文章はまだアップされているので興味のある方はご一読を。

さて、話は変わるが、本日の首都圏は朝から停電である。
といっても、うちは山の上なのでまったく関わりのないことだったのだが、仕事で会社に行くと随分のんびりと騒いでいた。
なんでも川を遡上していたクレーン船が、川に掛かった高圧電線に引っ掛かったとかで、かなり広範囲に渡って停電を引き起こしたらしい。
もっとも、実質的な被害は信号機器と電車、あとはエレベータが停まったくらいで、人的な被害は今のところ発表されておらず、なんというか「ちょっとしたイベント」みたいな感じで、まったくもって深刻なものではなかったのが良かった。
停電といって思い出すのは、三年前の丁度今日に起こったアメリカ・カナダ大停電である。
何の因果か、同じ日に世界有数の大都市圏で大規模停電が発生するというのも面白い話だ。
原因はまったく関係なさそうだが。
この三年前の事件以来、夏=停電という一種偏見ともいえる漠然としたイメージを抱き続けていたのだが、どうやら今日の出来事ですっかり定着してしまいそうな様子。
それでタイトルの『夏の風物詩』である。
かくして夏のテーマに「停電」というあまり有り難くない単語が加わったわけだ。
まあ、停電などそうそう起こりはしないだろうから、来年はブレーカでも落としてプチ停電でも堪能しようか。
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by clhaclha | 2006-08-14 23:11 | 日記・雑感

風になる

滅多に音楽など聴かないのだが、ここのところよく聴く曲がこの『風になる』。
タイトルだけではなかなかピンと来ないと思うが、『猫の恩返し』の主題歌といえば分かる人も多いだろう。

聴いていて歌詞がよく分からなかったのでWEBで調べてみたのだが、「歌詞が意味不明云々」と書かれており、やはりそうなのかと納得してしまった。
歌い出しからして『忘れていた目を閉じて/取り戻せ恋の歌/青空に隠れている/手を伸ばしてもう一度』と、意味不明っぷりをアピールしているのだから、それもまあ納得できようというものだ。

さてこの曲、どこが気に入ったかというと、最初から最後まで素朴な感じのするところ。
BGMもそうだし、歌い方もそうだ。
意味不明ではあるけれども、歌詞だって雰囲気に貢献している。
ジブリ作品の雰囲気を十分に醸し出しているところが、何だかすごく気に入ってしまったのである。

話は変わるが、ここ数年で気に入って短期間に何度も繰り返して聴いた作品を挙げてみる。
『カントリーロード』本名陽子
『last smile』LOVE PSYCHEDELICO
『夏草の線路』遊佐未森
『ダイヤモンド』プリンセスプリンセス
以上。
なんというか、共通点があるような、ないような、微妙な選曲である。
個人的にはピンと来るものがあって聴いているのだが、同じような感性を持っている人は、果たして何人いるだろう。
まあ、いなくても困りはしないが。

と、ここまで書く間にかれこれ十回くらい『風になる』がリピートしていたりする。
PCのスピーカーが悪いので、かなり音が割れていたりするのだが。
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by clhaclha | 2006-07-09 03:56 | 日記・雑感

本棚到着

結局のところ、先週の日記で書いた八王子の村内家具で購入が決まった。
上下分離タイプのスライド式で、上段は左右二つスライド、下段は左側がスライドで、右は奥まで固定タイプ。
取り敢えず部屋に設置はしたものの、下に揺らぎ防止のための新聞紙を噛ませてないので、本の詰め込み作業はまだ行っていない。
来週の日曜に友人が訪れて手伝ってくれる手はずになっているので、それまでは空のままで放置だ。
予定としては、扉の付いていない古い本棚に入っている文庫本200冊くらいを、上段全部を使って収容する。
収容限度は400冊くらいなので、当面はスペースに困ることはなさそう。
下段の方はスライド部分に新書、固定部分に辞書と大判の専門書や紀行物、写真集などを入れる。
で、空いた古い本棚にジャンプやマガジンなどのサイズのコミックスを入れる予定なのだが、空いた部分に詰められるのはせいぜい200冊程度。
入りきらなかった場合はどうするか(まず確実に入らないが)、現在思案中である。
まあ、それよりも問題なのは、そもそも今回整理する予定のないB6版のコミックス千数百冊なのだが……。

もう一つ買うしかないらしい。
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by clhaclha | 2006-07-02 23:39 | 日記・雑感

本棚を求めて

書棚を探している。
古い友人知人にはすっかり知られていることだが、我が家には本が多い。
ここ最近は数えてないので――というより、段ボール箱の中に入っているのが大半なので数えられないのだが、ともかく買って読んでたまっていった本が積み上がっている。
おおよそではあるが内訳は、文庫・新書が600~700冊、コミックスが2000冊、その他各種書籍などが100冊程度。
このうち文庫・新書とその他書籍、大判の一部コミックスは三つある本棚に収蔵されているのだが、残っているのがコミックスの九割以上。
段ボール一箱にコミックスが31~32冊入っていて、この段ボールがおよそ60箱、山積みとなっている。
ここまでくると、書棚を一つ買ったくらいでは全部を収蔵することは不可能なのだが、それでも少しずつ整理していかないと、ますます収拾がつかなくなる。
というわけで、コミックスで500冊程度を収容できる書棚を探している。
まあ、それだけの条件なら、その辺のホームセンターや家具屋で普通に手に入るのだが、一応こだわりというか、これだけは譲れない条件というものがある。
前面に扉が付いていることだ。
扉がないとほこりを被ってしまって掃除が大変なので、これは必須要件である。
しかしこの条件を満たすとなると、何故か途端に候補の数が減ってしまうから困ったものだ。
扉が付くと、扉の分の厚さが加わるとかいう理由で、スライドの数が減って収蔵量が大幅に減ってしまうのだ。
収蔵冊数にして400冊程度になってしまうので、予定より100冊は少なくなってしまう。
そうなると使った空間容積の割に段ボールの数が減らず、結局片付かなくなってしまうので、やはり収蔵冊数500冊以上の線は譲れない。
ガラス扉付き、出来れば三段スライドの書棚。

そんなわけで、ここのところ家具屋を回ったり、通販で探したり、友人知人に訊いて回ったりと、色々と手は打っている。
手は打っているのだが、なかなか良い品が見つからない。
仕方がないので明日も探しに行く予定。
明日はちょっと足を伸ばして、八王子まで行ってみようかと思っている。
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by clhaclha | 2006-06-25 02:04 | 日記・雑感