今日は閉場間際のディスカウントを期待してのことなので、午後三時頃に会場に到着。
というか、さすがに三日連続で歩き回るのには疲れたので、今日は特別展を見て回って、軽く流して帰ろうかな、と。 さて、今回の特別展はオパールだったのだが、例によって会場はことごとく撮影禁止。 もっとも、内容はパンフレットに載っているので、主要な標本はそちらの方でも確認できる。 まあ、入場してなければパンフレットもないわけだが……。 今回の展示品で特に興味を引いたのが、オパールパイナップル。 パイナップルというとちょっとイメージが違うが、まあ連想できないこともない。 展示品の大きさは握り拳大である。 説明によると、イカアイトという低温の水中で沈殿・成長する炭酸塩鉱物の仮晶(元々あった鉱物が、別の鉱物に置き換わったもの)なのだそうだ。 ちなみにイカアイトの方解石仮晶が玄能石なので、何となくどんなものかは想像が付くと思う。 このパイナップル、よく見ると泥や小石を取り込んでいて、お世辞にも綺麗とは言い難いのだが、形が面白いので何となく気に入ってしまった。 残念ながら売り物ではないので値段は不明。 ほかにもオパール化した化石がごろごろと並べてあって、展示としてはなかなか楽しめた。 余談だが、オパールの隣のブースに展示してあった鉱物標本は販売もしていたのだが、ものによっては2万円程度で買えるものもあり、当然のごとく見た目の良いものが揃っていた。 今回は予算オーバーのために購入は見送ったが、場合によっては一般の業者から買うより質の良いものが、比較的安く買えるのではないか。 次回は初日に回って、良いものがあったら唾付けてこようかな。 しかし、引き渡しが最終日だったら、それはそれでちょっと困るが。 まあ、試しに何か買ってみるのも悪くはなさそうだ。 さて、本日の収穫。 バーゲン品を買おうと思っていたのだが、どこも特別に安くしてはいなかったようなので、結局、普通の品を値切って購入。 場内をふらふらしている時にたまたま目について、何となく気に入ってしまった一品だ。 チタナイト&ルチルとのことであるが、表面の幾何学的な結晶はルチルである。 チタナイトがどの部分なのかは不明。 写真ではほぼ真っ黒で、所々に赤っぽい部分が見られるが、光にかざすと濃い赤の結晶であることが分かる。 標本の長辺が7㎝程度。 価格は16000円の値札が付いていたものを、交渉で14500円に値切って購入。 今回は日本人だったので、言葉が通じてやりやすかった。
by clhaclha
| 2007-06-03 21:48
| 石
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