2006年 09月 30日 ( 1 )

『2006国際ミネラルアート&ジェム展』第一日

さて、待ちに待った初日である。

昼前に起き出して、部屋の掃除を少々してから出掛ける。
会場に着いたのが午後一時半頃。
金曜ということもあり、会場入り口の受付周辺には人もまばら。
休日ならば、受付周辺にも会場から出てきた参加者の姿が多く見られるのだが、今日は入場券を買う人と、トイレに行く人くらいしか見当たらない。
空いているのは良いことだと、ともかくチケット売り場でチケットを買う。
2ちゃんねるでは全日程共通チケットといっていたので、四日間の全日程制覇の予定である。
が、しかし。
なぜかチケットには『29』の文字が赤マジックで大書してあるではないか。
不安に思い訊ねてみると、
「本日のみの入場券になります」
予定を急遽変更。
今回は今日と日曜の二日だけの参加としよう。
いきなり出鼻をくじかれた気分で、幸先が悪い。
とはいっても一日600円(割引のはがきがあったので今日は500円)ならば、まあいいか、と気を取り直して、いざ入場。

入り口付近は六月のショーとあまり変わらない風景なのだが、やはり人が少ない。
通路も概ね、人が通れる隙間が空いている。
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明日、明後日には、おそらくこの三倍近くは人がいるはず。
それを考えると、随分と快適な状況である。

さて、ひとまず会場を回ることに。
今回の狙いは、
①美味しそうなブドウ石
②大型の十字石
③真紅の鶏冠石
④アクアマリン
この四つ。
一通り見て回ったところ、②と③は影も形もない。
④のアクアマリンは数はそれなりに揃っているのだが、質と価格で納得のいく標本は、残念ながら見つからず。
さて、①である。
ブドウ石を扱っているところがいくつかあって、そのうち一軒がそこそこのものを並べている。
外国人のブースだが、会場案内図によるとスリランカ人らしい。
いくつか手にとって眺めていたのだが、ふと、見たことのない鉱物が脇にあるのが目に入る。
店主に訊いてみると、グリーンクォーツとのこと。
直感的に人工物かと思ったのだが、店主曰く、
「無着色、無処理、天然物で、産地で採れたものそのまま」
値段を訊くと15000円だが、安くするとのこと。
しばらく考えた後、13500円で購入することに。
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更に会場内をうろつく。
しばらく歩いて目に留まったのが、インドの魚眼石屋。
八月の有楽町で買った魚眼石のような標本が、ちらほらと見られる。
値段を見ると概ね10000円を超えているので、7500円で買った我が家の標本は、わりと良い値で購入できたものらしい。
それはともかく、目を引かれたのはそういった高級な標本ではなく、ブースの前に箱積みにされた単価500円の標本である。
魚眼石や、それに付随して産出する束沸石などが、無造作に放り込まれている。
そういう光景はよく目にするのだが、ここの標本は状態が随分とよい。
叩き売りされている石というのは、当然ではあるが傷物であったり、形や見た目が悪かったりといったものがほとんどなのだが、目の前に並んでいるのは傷もほとんど無くて、モノ自体も決して悪くはなさそうである。
これが初日の品揃えなのか、と感動しつつ物色。
ピンクの束沸石と、カクタスクォーツのような魚眼石を一点ずつ購入。
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通常ならば、単価2000円くらいか。
なかなかの掘り出し物である。

さて、次に見付けたのが、これまた叩き売りの現場。
今度はどこのブースの管理者か分からないが、休憩場所の丸いベンチに標本が放り込まれた箱を並べて、一個1000円で売り出し中である。
セプタークォーツやアメジストなど、水晶系が目に付くが、黒くて円盤状の得体の知れない標本も転がっている。
モノも微妙なのが多いのだが、中には購入欲をそそられるものも幾つか。
結局選んだのは、細かな赤水晶の群晶が密生した標本。
随分と大きな標本で、幅が20㎝くらいもある。
普通に買うとすれば4000~5000円くらいか。
これまた良い買い物である。
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随分汚れて埃を被っているのが玉に瑕。
今晩、風呂で磨くことに。
裏面の母岩は少々風化の進んだ流紋岩質凝灰岩らしいのだが、強く擦らなければ摩耗はしないと思われる。
まあ、擦るのは表面の水晶だけなので、おそらく問題はないはずである。
風呂場で分解しないことを祈ろう……。

さて、本日の買い物は以上。
上記の他に、気になった出展を写真に撮ってきたのだが、こちらは明日にでも書くことにして、別の気になったことを少々。

最初に購入した緑水晶だが、標本を眺めていて気になったことがある。
写真の下側の面になるのだが、なにやら円柱状のものが付着していた形跡を発見する。
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何か別の鉱物か、あるいは母岩との接合部分かとも思ったのだが、よくよく見ると接合面が「ほぼ歪みのない円」であることに気付く。
つまり、「円柱状の何か」に付着して成長した結晶だということになる。
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自然界に円柱状の鉱物が無いとは言わないが、面があまりにも「真円」に近いため、とても「自然界で産出した」ものとは思えない。
もっと言えば、「人工物に付着して」成長したようにしか思えないのである。
さて、これを買う時には、先にも述べた通り、「天然水晶であること」「着色していないこと」「その他、処理をしていないこと」をはっきりと確認している。
また主人自ら、「産地で採れたものそのまま」であることを明言している。
まあ、これだけの証拠では「絶対に人工物である」とは断言できないものの、限りなく100%に近い可能性で「人工物である」と言えそうだ。
帰宅後、ネットで調べてみると、昨年辺りから天然物と偽った処理品が多く出回っていること、また、天然物も存在するがかなり希少であることが書かれている。
どうやらいかがわしいものを掴まされたようである。
業者がこのことを把握していたのかどうか、現段階では何とも言えないが、少なくともこちらは「天然未処理品」であることを確認して購入しているのであるから、人工物であった場合はクレームの対象となるはずである。

とりあえず、主催者側に申し入れを行って、調査をしてもらうことにしたい。
まずはメールでも書くか。
……あ~、ババ引いた。
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by clhaclha | 2006-09-30 02:26 |