2006年 09月 02日 ( 1 )

分水嶺公園

九月一日、まだ使い切っていない夏休みを利用して、岐阜県郡上市蛭ヶ野高原にある分水嶺公園に行ってきた。
『石の囁き大地の息吹き』にある分水嶺に写真がないので、ひとつ撮ってこようか、というのがきっかけである。
実をいうと今年のゴールデンウィークに行こうと思っていたのだが、あまりの渋滞ぶりに断念。
秋に休暇を取って行こうと、今回の旅行となった。

さて、今回は五月の二の轍を踏まないように、午前五時半頃に家を出る。
ごく普通の平日ということもあり、道行きは順調。
八王子ICまで一時間かからずに到着。
中央道に乗ってしまえば、あとは信号もなくすこぶる快適である。
空は曇天ですがすがしいと言えるような朝ではないものの、気温は涼しくむしろ晴れているよりも快適かもしれない。
まあ、前日の天気予報では東京から岐阜まではすべて晴れのマークが付いていたので、着く頃には上々の天気になっていることだろう。
グリングリンなどと鼻歌を歌いながら、車を飛ばす。
が、しかし。
南アルプス辺りに来るといきなり大雨。
所詮は天気占いか、下駄を投げて天気を決めているに違いあるまい……。

降雨のせいで予定より幾分か遅れたものの、郡上市に入ったのが十一時過ぎ、およそ六時間での到着である。
間違えて一つ手前の郡上八幡ICで、一般道を20㎞ほど北上することに。
郡上市は2004年に七町村が合併して誕生した市で、やたらめったらに広い。
南北におよそ40㎞くらいあるので、それでもまだ市の半分しか移動していないことになる。
そんなこんなで、標高876mの分水嶺公園に着いたのは、正午をちょっと回った頃だった。
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ネットであらかじめ調べたところによると、道路脇にあって分かりやすいとのことだったが、実に分かりやすい。
小さいながらも駐車場が整備されていて、手入れもそこそこされているようだ。
分水点は入り口を入ったすぐ奥にある。
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右の水路が日本海側の庄川に流れ込み、左の水路が太平洋側の長良川に流れ込む。
公園内はきわめて平坦なのだが、水路には微妙な傾斜が付いているのだろう。
水は緩やかに左右に分かれていく。

さて、写真だけを撮って帰るのでは面白くないので、水路を辿って源泉を見ようという試みをする。
すぐ裏手に泉でも湧いているのかと思いきや、かなり長く続いている様子。
周辺は別荘地なのだが、そのすぐ裏手を抜けていく。
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途中からコンクリート化されていたり。
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およそ1㎞ほど辿ったところで、水路が崖の裏手の方へと進んでいって追えなくなった。
近くを林道が走っていたので車で進んでみるも、結局見失ってしまう。
いくつも枯れ沢を横切ったので、ひょっとするとそのうちの一つに続いているのかもしれない。
しばらく進むと水の流れている沢にぶつかる。
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脇に立っていた石碑には「長良川源流」の文字が彫られている。
どうやらこちらが長良川の本流らしい。
道はずっと上に続いていて、どうやら源流に続いているらしいのだが、未舗装の悪路の上に、降ったばかりの雨のせいで巨大な水溜まりが点在している。
車で突っこもうかとも思ったが、ぬかるみにタイヤを取られて動けなくなろうものなら、悲惨の一言に尽きる。
更にガソリンも心許ないので、逡巡した挙げ句、引き返すことにした。

源泉を目にすることはできなかったものの、当初の目的である写真撮影は達したわけで、少々不完全燃焼ではあるが、とりあえず満足して帰途へと着いた。
ちなみに東京へ帰り着いたのが午後十時。
なんとか日帰り旅行にはなったわけだ。
それにしても岐阜は遠かった。
久しぶりにぐっすり熟睡できた。
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by clhaclha | 2006-09-02 23:47 | 日記・雑感