2007東京国際ミネラルフェア初日

さて、待ちに待った新宿ショーの初日。
昼前には会場入りをしようと企んでいたものの、結局起きられなくて、入ったのは14時前。

今回は6月1日、2日、3日と行く予定なので、2000円の共通券を買って入場する。
初日は平日でありながら、大量の人がごった返している。
まあ、これはいつものことなので、問題なし。
まずは会場内を一通り見て回ることにする。

入り口周辺は例年とほぼ変わり映えのしないレイアウトで、目に付くブースも例年とあまり違いはなさそうである。
取りあえず左回りに見ていくことに。

f0096505_4102220.jpg


人を掻き分けて、ざっと会場を一周するのに一時間程度。
おおむね去年と同じ業者のようだが、所々に記憶にない顔ぶれが並んでいる。
今年の石の傾向は、なにやら加工品が異常に増えている。
当然のごとく、それに反して天然石の割合は減っている。
来場者を見ても若い女性が目立っていることから、運営の方針としてそのように転換したのかもしれない。
今時、マニアだけを相手にしていても仕方がないということか。
おかげでターゲットは絞りやすくなったものの、物足りなさは拭いきれない。

さて、最初に足を運んだのは、昨年秋新宿のショーにて、大割引を敢行していたアメリカの業者のブース。
もともと50%引きのものを、更に割り引いて75%引きで売っていた業者だ。
昨年は石榴石と紫水晶を手に入れてほくほくだったのだが、今年はどんなもんだろうか。
今年も同じ場所に出展していることは確認済み。
ブースを覗いてみると、今回も同じく50%引きのコーナーが。
が、しかし、昨年のセールでめぼしいものはほとんど出ていったらしく、新しいものもいくつか並んではいたが、これといって目を引くものはなし……。
まあ、明日、明後日となれば違う物が並ぶかもしれないし、また75%引きの可能性もあるわけだ。
取りあえず今日のところは何も買わずに撤退する。

次に行ったのは、これまた昨年の秋に赤鉄鉱の大型標本を購入した、中国人のブース。
ちょっと高めのしのぶ石の置物がなかなか良い味を出していて、買うか買うまいか、悩んでいる間に売り切れていたというのは去年の思い出である。
またしのぶ石の置物が置いてあるので、しばらく眺めていると声を掛けられる。
どうやら去年、標本を一つ購入したことを覚えてくれていたらしく、また安くしますよ、とのこと。
今回は一つくらい買おうかと思って来たので、裏にある在庫品もすべて出してもらって物色する。
去年迷ったほどの一品はなく、どれも今ひとつといった感じ。
まあまあかな、と思って値段を訊いた物は20000円とのこと。
うーむ……、これなら出せても10000円かな。
割引で15000円にするとのことだが、こちらの思っていたのと折り合わず、購入は見合わせる。
大型で見栄えのする物は高いのだから、ならば小型で水墨画風の物でも買うか、と考えて売り子のおねーさんに注文を出す。
小型で、それっぽい物をいくつか並べてくれた。
しばらく悩んで買ったのがこれ。
f0096505_4544911.jpg


更にもう一つ。
f0096505_4551471.jpg


二点合計で8000円也。
幾らか安くしてくれたのかどうかは、元々値札が貼られてなかったので不明だが、まあ妥当といえば妥当な金額だろうか。
下の方は家に帰ってよく見ると、なんだかイマイチな感じがしてきたので、会社に持っていって飾っておくことに。

さて、次のブース。
母岩付きハーキマー水晶を並べているブースへ。
ハーキマー水晶も以前から欲しかったもので、なかなか良い標本に巡り会えずに今まで購入を控えているものである。
階段の上の微妙に辺鄙な場所にあるのだが、なかなかの標本が幾つか並べられていたので、最初に回った時に気になっていたブースだ。
じっくり眺め回して、気に入ったのは二つほど。
どちらも握り拳よりやや大きめで、水晶の透明度と形はなかなかの物。
一万円台後半から二万円台半ばが妥当な価格だろうか。
そう当たりを付け、値段を訊く。
「55000円と30000円です」
高すぎ。
さすがに二倍の金額は出せないので、さっさとその場を後にする。

ハーキマー水晶が買えれば、今回の目的は達したと思ったのだが、いくら何でもな金額には対処する術はなし。
仕方がないので会場内を更に徘徊し、めぼしい物を物色して、幾つか候補を絞る。
 ①しのぶ石を買ったブースにある輝安鉱
 ②一年前にホランダイトを購入したブースのバナジナイト
 ③そこここで見かけるラブラドライト
 ④インドのブースに置いてある魚眼石と束沸石の板状群晶
こんなものか。
①は大きさ、形共に今ひとつ。
②は白熱灯の光でかなり強烈に輝いているのだが、通常の蛍光灯下ではどうなのか分からない上に、ちょっと高い。
③は未研磨品が欲しいのだが、今回は見あたらず。
④は見栄えも良く、値段も10000円前後と悪くない。
さてどうしたものか、と、うろうろして悩むこと一時間。
結局、バナジナイトの強烈な輝きにクラクラきて購入を決意。
幾つか見比べて、赤の色が濃くてそこそこ大きな結晶が付いている標本を二つ選び出す。
どちらも白鉛鉱の母岩の上に数㎜程度の結晶が散らばり、1㎝近い結晶が幾つか付いているものだ。
値段は16000円と20000円。
どちらとも、それぞれに見るべきところはあるのだが、やはり値段の高い方が見栄えが良い。
よし、20000だ。
すぐそばに立っていた通訳の人にこれを買いたいと示す。
取ってもらい、ものを確認していると、ふと値札の数字が気になる。
一見“2”に見えるが、実は“7”ではないのか、と。
通訳に確認してもらい、一旦は2と言われて購入を希望したのだが、商品を包む段になってオーナーのドイツ人が、やっぱり7だと言い出す始末。
いい加減だなあと思いながらも、仕方がないのでもう一方の16000円の方を購入した。
通訳の日本人は平謝りだったのだが、ドイツ人の方はsorryの一言もなし。
不愛想というか傍若無人というか、もうちょっと対応は考えてもらいたいものである。

f0096505_546647.jpg

標本は、幅が大体10㎝程度。
蛍光灯でもそれなりに輝いている。
やや高いような気もするが、他では入手困難なので、それなりに妥当なのだろうか。
ちなみに、鉛が含まれていることもあって、重量は見た目よりもかなりある。

さて、本日はこんなところ。
初日ということもあり、購入の際に一切値切り交渉はなし。
明日は特別展を見て、良いものが値切れそうなら値切って買おうかな。
[PR]
by clhaclha | 2007-06-01 23:24 |
<< 2007東京国際ミネラルフェア... 第二回MFA展(石探横町2007春) >>