池袋ショー三日目

閉場間際の安売りを狙って行ったものの、初日に使いすぎたのが響いてろくな買い物ができず。
今日は目の保養と割り切って楽しむことにした。

まずは入り口脇の展示である。
初日はとにかく良いものを確保するためにさっさと中へと入ったので、視界の隅には映っていたものの、どんなものが展示してあるのかまったく分からない。
まあ、中央にでんと鎮座しているものは分かっていたのだが。
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恐竜の化石ばっかり。
頭骨や壁に掛かっている海棲爬虫類の化石はレプリカなのだが、人間ほどもある大腿骨の化石は本物。
床に転がっている巨大なアンモナイトも本物である。
化石以外にも色々な大型標本が展示されていて、巨大な水晶や晶洞中に発達した紫水晶などは当然のように並んでいる。
その中で気になったものはこれ。
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菊花石の大型標本。
国の特別天然記念物に指定されている石で、緑色岩・石灰質粘板岩中に白~淡紅色の方解石が菊花状に成長したもの。
左下の値札には、少々見にくいが4,800,000の数字が。
まあ、天然記念物ならばこんなものか。
というより、どこで入手したんだろう……?

次は会場内の特設展示場にある特別展を覗いてみたが、至る所に撮影禁止の表示が。
内容としては軟玉に代表される中国の貴石類(玉石)の展示だったのだが、正直な話、あまり興味をそそられなかったので軽く流して終了。
昨年の特別展は、立体的な魚類化石の展示とクリーニングの実演ということで、結構楽しめたのだが、今年は随分とグレードダウンした感が否めない。

しばらくうろうろして、一昨日からちょっと気になっていたオレンジカルサイトのランプを置いているブースへ行く。
これは高さ20㎝くらいのオレンジ色の石灰岩の中をくりぬいて、電球を入れて中から照らすというもの。
オレンジ色の淡い光が漏れて、インテリアとしてはなかなかのものなのだが、如何せん値段が高い。
表示価格12000円というのはいくら何でも高過ぎはしないか。
値切り交渉をするも、10800円でそれ以下は無理とのこと。
これで6000円くらいの値段なら結構な数が売れそうではあるが、さすがに10000円を超えるとなかなか売れまい。
モノがしっかりしているだけに、この価格設定は惜しまれる。
ちなみに通路を挟んで向かいのブースには岩塩製の似たようなランプが置いてあるのだが、これはさすがに溶けて無くなるので買う物好きはいないだろう。

さて、そんなこんなで人が捌けてきた頃合いを見計らって、一昨日ジャイロライトを購入したブースへ足を運ぶ。
『GEROLITE』ではなくて『GYROLITE』である事を伝えると、「ああ、それなら聞いたことありますね」と納得していた様子。
「同じジャイロライトで、こんなのもあるんですよ」と見せてもらった標本は、晶洞中に水晶と薄黄緑色の小粒なジャイロライトが共生しているもの。
水晶の透明度が高くてかなり見た目が良い。
大きさも掌に乗るサイズだ。
値段を訊くと6000円とのこと。
「お安くしますよ」と言ってもらったのだが、初日に使い過ぎていることもあって断念。
初日だったら買っていただろうな、と思う石だ。
その後はアフリカに行ったらこんな石が欲しいだとか、オレンジカルサイトのランプが高いから作って売る気はないかとか、益体もないことを話しているうちにお客さんが来たので退散。
その後閉場までぶらぶらと石を眺める。

六時半になって閉場のアナウンスが流れ出した頃に、標本を飾る台を見付ける。
ここのところ標本が増えて床置き状態となっているものが多いので、試しに二点ばかり購入する。
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左の大型が450円、右が350円。
家に帰って大型の群晶水晶と、魚化石を乗せてみると、これがなかなか具合が良い。
明日、買いに行けないのが非常に残念だが、またどこかで見掛けた時にでも買うとしよう。
できれば次回は、20㎝級のホランダイトを乗せる台を見付けたいものである。

そんなわけで今年の池袋ショーは終了。
初日に偏ってしまったが、なかなか良いものを買えたと思う。
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by clhaclha | 2006-12-17 22:49 |
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