山芋をすりおろし、だし汁で味付けして溶いたものを麦飯にかけて食べる郷土料理を芋汁という。
岡山地方の郷土料理かと思ってちょっとネットで調べてみたら、名前こそ「山芋汁」とか「とろろ芋汁」などと微妙に違うものの、調理方法のほぼ同じものが随分と色々なところで「郷土料理」を名乗っていることが判明。 考えてみれば、山芋(あるいは長芋)が特産品となっている地域では似たような料理が考え出されるのは当然のことであろう。 故郷の津山でも自然薯(じねんじょ)の名で特産品となっており、それを使った郷土料理が様々ある。 芋汁はそのうちの一つだ。 子供の頃はこの時期になると、父が山に入って山芋を掘ってきていた。 というか多分、今でも掘っている。 子供時分から和食が好きだったので、当然この芋汁も好きだった。 毎日芋汁でもいいくらいだったのだが、さすがにそれだと栄養が偏るということで、週末限定の料理ということになっていた。 今でも芋汁は好きで、たまに正月に家に帰った時は芋汁を食べたくなる。 今日もふと、電車の中かどこかで「山芋」の文字でも目にしたのだろう。 無性に芋汁が食べたくなってしまった。 自分で作ればいいのだが、不精者なのでなかなか料理をしようという気にならない。 まあ、今度の正月は帰省する予定だから、その時にしこたま食すとしようか。 子供の頃に好きだった味は、何年経っても忘れられない。
by clhaclha
| 2006-10-30 20:56
| 日記・雑感
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